【医師監修】VIO脱毛はどのくらい痛いの?痛みの理由や度合い、軽減する方法を紹介

※本ページはプロモーションが含まれています。

悩んでいる人

VIO脱毛に興味があるんですが、痛みが心配で…
どのくらい痛いものなんでしょうか?

美容皮膚科医

そうですね、VIO脱毛の痛みについては多くの方が気にされます。

個人差はありますが、一般的にはチクッとした痛みを感じる程度です。

悩んでいる人

へえ、思ったより大丈夫そうですね。

でも、なぜ痛みを感じるんですか?

美容皮膚科医

痛みの主な理由は、レーザーや光が毛根にダメージを与える際の熱です。

ただ、最新の脱毛機では痛みを軽減する工夫がされていますよ。

悩んでいる人

なるほど。

痛みの度合いって部位によって違うんですか?

美容皮膚科医

この記事では、VIO脱毛の痛みの理由や度合い、
そして痛みを軽減するための具体的な方法を詳しく解説しています。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

悩んでいる人

わかりました!

痛みのことがよくわかれば、
もっと安心して施術を受けられそうです。

ありがとうございます!

近年人気のVIO脱毛ですが、デリケートな箇所への脱毛は一層痛いのではないかと不安に思う方も多いでしょう。

確かにVIO脱毛は痛みを訴える声が多い箇所です。

しかし、痛みの感じ方には個人差があり、痛みを感じやすい人には共通点があります。

本記事では、VIO脱毛で痛みを感じる理由や痛みの軽減方法を6つ紹介します。

施術回数別にVIO脱毛の痛みの目安についても解説するので、痛みの強さが理由でVIO脱毛に一歩踏み出せない方は、ぜひ参考にしてください。

目次

そもそもVIO脱毛とは?

VIO脱毛とは、デリケートゾーンに対する脱毛のことです。

VIOとは以下のように、デリケートゾーンをより細かく分類して表しています。

Vライン下着の前面で隠れる、両足の付け根より上の箇所
Iライン女性器周辺(多くは粘膜を含まないギリギリまで)
Oライン肛門周辺

Vラインはビキニラインとも呼ばれます。

完全に毛をなくさず、毛量を減らして下着から毛がはみ出ないようにする調整も可能です。

好きなデザインに調整できるため、スタッフに希望を伝えてみてください。

ただし、医療レーザー脱毛の場合、一度脱毛した毛穴からは基本的に毛が生えてこなくなるため、よく考えてから決断しましょう。

IラインやOラインは衛生面から、毛量を減らすだけでなく完全に毛のない状態にしたいという方が多いです。

もともと日本ではあまり浸透していなかったVIO脱毛ですが、近年では脱毛自体が一般的となってきています。

衛生面だけでなくコンプレックスを解消して好きなファッションを存分に楽しみたい方にとっても、VIOは人気の脱毛部位です。

VIO脱毛はどのくらい痛いの?

VIO脱毛の際の痛さは、「痛みは感じるが我慢できる程度」という方が多いです。

よく「複数箇所を同時に輪ゴムで弾かれるような痛み」と例えられるように、光やレーザーを照射した瞬間に強い痛みを感じ、その後痛みが引いていきます。

尾を引くような痛みはなく、照射時のみ耐えればよい痛みです。

その他「一瞬電気が走ったような感覚」や「針が皮膚表面に触れたような感覚」「毛抜きで毛を抜いた瞬間の感覚」など、痛みの感じ方には個人差があります。

脱毛方式や脱毛機の違いによっても痛みの度合いは左右されます。

痛みの度合いは個人差がありますが、一般的には「チクッ」とした痛みや「ピリッ」とした痛みを感じることが多いです。

痛みの感じ方は以下の要素によっても変わります。

  • 毛の太さと濃さ

    太くて濃い毛ほど痛みを感じやすいです。

  • 肌の状態

    乾燥している肌や敏感肌は痛みを感じやすいです。

  • 脱毛機の種類

    医療レーザー脱毛における熱破壊式と蓄熱式の脱毛機を比較すると、一般的に熱破壊式の方が痛みを強く感じる傾向にあります。

    その理由は以下の通りです。
  1. 熱破壊式の特徴

    • 短時間で高出力のレーザーを照射します。
    • 毛根に瞬間的に強い熱を与えて破壊します。
    • この急激な熱により、強い痛みを感じやすくなります。

  2. 蓄熱式の特徴

    • 低出力のレーザーを連続的に照射します。
    • 徐々に熱を蓄積させて毛根にダメージを与えます。
    • 熱が緩やかに加わるため、痛みが比較的軽減されます。

  3. 痛みの感じ方の違い

    • 熱破壊式:「パチンッ」とした鋭い痛みを感じやすい。
    • 蓄熱式:じわじわとした温かさを感じる程度で、痛みは軽微。

  4. 施術時の快適性

    • 蓄熱式は、痛みが少ないため、デリケートな部位や痛みに敏感な方にも適しています。

  5. 効果と痛みのバランス

    • 熱破壊式は痛みは強いですが、効果が高いとされています。
    • 蓄熱式は痛みは少ないですが、効果を得るには複数回の施術が必要な場合があります。

結論として、痛みの観点からは蓄熱式の方が快適な施術を受けられる可能性が高いです。

ただし、個人の痛みの感じ方や肌質、脱毛したい部位によっても適切な方法は異なるため、専門医との相談を通じて最適な方法を選択することが重要です。

  • 脱毛方式の違い

一般的に、医療脱毛の方が脱毛サロンよりも痛みが強いとされています。

その理由と詳細は以下の通りです。

  1. 使用する機器の違い

    • 医療脱毛:医療用レーザーを使用し、高出力で毛根にダメージを与えます。
    • 脱毛サロン:IPL(光脱毛)など、比較的低出力の機器を使用します。

  2. 施術の深度

    • 医療脱毛:皮膚の深層まで到達し、毛根を直接破壊します。
    • 脱毛サロン:表皮付近の毛包にアプローチし、徐々に毛を減らします。

  3. 即効性と痛みの関係

    • 医療脱毛:即効性が高い分、一時的な痛みも強くなります。
    • 脱毛サロン:効果が穏やかな分、痛みも比較的軽減されます。

  4. 個人差と部位による違い

    • どちらの方法でも、個人の痛みの感じ方や施術部位によって痛みの程度は変わります。
    • VIOなどのデリケートな部位は、どちらの方法でも痛みを感じやすい傾向があります。

  5. 最新技術による痛みの軽減

    • 医療脱毛でも、蓄熱式など痛みを軽減する新しい技術が導入されています
    • 脱毛サロンでは、もともと痛みが少ない機器を使用しているケースが多いです。

結論として、従来の方法では医療脱毛の方が痛みが強い傾向にありますが、最新の技術では両者の差が縮まってきています。

個人の肌質や毛質、痛みへの耐性によっても適切な方法は異なるため、専門家に相談して最適な方法を選択することが重要です。

特にVIOのエリアは皮膚が薄くて敏感なため、他の部位よりも痛みを感じやすいことが多いです。

しかし、最新の脱毛機では痛みを軽減するための冷却システムがあったり、医療機関だと麻酔クリームなどを提供している場合もあります。

施術前にスタッフに相談して、不安を解消することが大切です。

VIO脱毛が痛い理由とは?

VIO脱毛は全身の中でも特に痛みを感じやすいと言われます。

ここからは、VIO脱毛で痛みを感じやすい理由を解説します。

痛みの理由を知っておけば対策法も分かるため、ぜひ理解しておきましょう。

VIOは皮膚が薄く骨に近いため

皮膚が薄く骨に近いVIOは、脱毛の際に痛みを感じやすいです。

骨にも神経が通っているため、皮膚が薄いと施術時の刺激が神経まで到達しやすいからです。

骨が近いVIOゾーンの脱毛では痛みを生じやすい傾向にあります。

VIOは毛量が多く密集しているため

脱毛箇所の毛量が多いほど、痛みを感じやすい傾向にあります。

脱毛に用いる光やレーザーは、毛のメラニン色素と反応して熱を発生させ発毛組織にダメージを与える原理です。

VIOゾーンは全身の中でも特に毛が密集しており、なおかつ一本一本の毛が太い箇所でもあります。

結果として照射時に反応する毛穴の数も増え、熱が多く発生することで痛みにつながりやすいのです。

濃い毛や毛量が多いほど、光やレーザーに反応するメラニン色素も多くなり、より強い熱を発生させるため痛みを感じやすくなります。

VIOは色素沈着しやすいため

色素沈着が起きている場合、肌の色が濃くなった箇所に光やレーザーが反応し、痛みが生じやすくなります。

VIOゾーンが色素沈着しやすい理由は以下のとおりです。

  • カミソリなどでの自己処理による刺激
  • 下着がこすれることによる刺激
  • ナプキンによるかぶれ
  • ホルモンバランスの乱れ

VIOゾーンの自己処理はカミソリなどで剃る方法が一般的ですが、色素沈着につながりやすいため注意が必要です。

また、生理用品の繊維が原因でアレルギー反応を起こすケースもあります。

多少の黒ずみであれば、脱毛を行う上では問題ありません。

不安な場合は必ず無料カウンセリングなどで事前に相談してください。

レーザー脱毛機の仕組み

医療レーザー脱毛は、毛根にダメージを与えるために熱エネルギーを使用します。

レーザーが毛根に当たるときに熱が発生し、その熱が痛みを引き起こします。

毛根部分が一時的に火傷のような状態になり、チクッとした痛みを感じます。

【部位別】VIO脱毛の痛みの度合い

VIOの中でも、脱毛箇所によって痛みの大きさが異なります。

以下では、Vライン・Iライン・Oラインそれぞれの痛みの感じ方について説明します。

ただし、痛みの感じ方には個人差があるため、参考に留めてください。

Vラインの痛み

VIO脱毛は痛みが大きいと言われますが、Vラインはその中で痛みが比較的少ない傾向にあります。

Vラインは太くてしっかりとした毛が密集していますが、後述のIラインやOラインよりも肌に含まれるメラニン色素が少ないため、光やレーザーを照射した際に肌の表面で熱が発生しにくいからです。

また、Vラインの中でも腹部に近いエリアは毛が薄くなっていくため、Vラインのデザインによっては想像より強い痛みを感じる箇所が少ない場合もあります。

Iラインの痛み

IラインはVIOゾーンの中でも強い痛みを感じやすい箇所です。

女性の場合だと粘膜が近く非常にデリケートであり、刺激に敏感だからです。

色素沈着により肌の色が濃くなっている場合、光やレーザーが反応して痛みを感じやすくなります。

また、Iラインは皮膚が薄く毛が密集しているため、照射時の熱が神経まで伝わり、痛みを発生しやすいです。

ただし、Iラインは照射範囲が狭いため、照射一回ごとの痛みは強くても照射回数は少なく済みます。

このため、「痛いけれど短い時間なので耐えられる」という方も多いです。

Oラインの痛み

OラインもIラインと同様に、比較的強い痛みを生じやすいです。

Oラインの毛は太く濃い傾向があるため、光やレーザーが反応して痛みの原因となる熱がより発生しやすく、毛が密集している人ほど痛みも強くなりやすいと言えます。

男性の場合はOラインの毛が太く密集しており、肌の色素も濃い傾向にあるため、より痛みを感じやすいです。

VIO脱毛で強い痛みを感じやすい人

脱毛の際に特に痛みを感じやすいVIO脱毛ですが、同じ施術でも痛みを感じやすい人と感じにくい人がいます。

ここからは痛みを感じやすい人の特徴について詳しく解説します。

自身に当てはまるかどうか確認しながら読み進めてみてください。

脱毛するのが初めての人

初めての脱毛では強い痛みを感じるケースが多いです。

脱毛経験がない場合、不安や緊張によって神経が過敏になり、同じ施術でも刺激を感じやすくなるからです。

数回施術を受けて脱毛に慣れてしまえば、痛みは徐々に緩和していきます。

また、脱毛に用いる光やレーザーは毛のメラニン色素と反応して痛みの原因となる熱を発生するため、まだ脱毛できている毛がなく、毛量の多い脱毛初期は痛みを感じやすいです。

その他、脱毛を受けるまでに自己処理を重ねて色素沈着している場合も、光やレーザーが肌に反応しやすくなります。

このように、初回の脱毛では痛みを感じやすい要因がそろっているため、ある程度の痛みが生じる点は理解しておきましょう。

生理前・排卵日前後で施術を受ける人

生理前や排卵日前後はホルモンバランスが崩れ、脱毛による痛みを感じやすくなります。

肌がより敏感になったり、肌荒れや炎症を起こしやすくなったりするためです。

その他、コルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが多く分泌されることから、メンタル面も不安定になり、痛みにつながりやすくなります。

生理前や排卵日前後は、脱毛のタイミングとしては不適切と言えます。

体調不良・寝不足・空腹時に施術を受ける人

体調不良、寝不足、空腹時に脱毛の施術を受けると痛みが増す理由は以下の通りです。

  • 体調不良の影響

体調が優れないと、痛みの感受性が高まります。

体がストレスを受けている状態では、痛みを感じやすくなるため、施術時の痛みが強く感じられることがあります。

  • 寝不足による影響

十分な睡眠を取っていないと、身体が疲れているため、痛みの耐性が低下します。

睡眠不足は神経の敏感さを増し、施術中の痛みをより強く感じる原因になります。

  • 空腹時の影響

空腹時は血糖値が低下し、体がストレス状態にあることが多いです。

この状態では、痛みを感じる感受性が高まり、施術時の痛みが増すことがあります。

また、空腹によって体が緊張しやすくなり、リラックスできないことで痛みを感じやすくなることもあります。

体調不良や寝不足、空腹は心理的なストレスを引き起こすことがあります。

ストレスがかかると、体が緊張し、痛みを感じやすくなるため、施術中の痛みが増すことがあります。

これらの理由から、脱毛の施術を受ける際は、体調を整え、十分な睡眠を取り、食事をしっかり摂ることが重要です。

健康な状態で施術を受けることで、痛みを軽減し、より快適な脱毛体験を得ることができます。

不調を感じたまま無理して脱毛を受けても、刺激に耐えられず、まともに施術を受けられないケースもあるため、体調が整っていないと感じるときは予約を別の日に変えてゆっくり休むことも大切です。

肌荒れや乾燥など肌の状態が悪い人

肌荒れや乾燥などによって肌が不健康になると、肌のバリア機能が低下し敏感になって痛みを感じやすくなります。

乾燥肌は水分が不足しているため、肌の柔軟性が失われ、刺激に対して過剰に反応することがあります。

これが痛みを感じやすくする一因です。

肌荒れや乾燥した肌は、施術後の回復力が低下します。

肌の状態が悪いと、痛みや赤みが長引くことがあります。

肌荒れや乾燥肌は、施術後に下着や衣服との摩擦によってさらに刺激を受けやすく、これが痛みを増す原因となります。

肌荒れや乾燥肌は、カミソリや自己処理による刺激で色素沈着が起こりやすく、これが光やレーザーの反応を強めることがあります。

色素沈着した部分は、光やレーザーが強く反応するため、痛みを感じやすくなります。

これらの理由から、肌荒れや乾燥した肌での施術は、痛みが強く感じられることが多いです。

施術を受ける前には、しっかりと保湿を行い、肌の状態を整えることが重要です。

毛深い人や肌の色が濃い人

毛深い人や肌の色が濃い人は、そうでない人よりも痛みを感じやすいです。

前述のとおり毛量が多いほど熱の発生が増え、強い痛みにつながります。

また、毛が濃いことで照射時間が長くなる可能性があり、痛みを感じる時間も長くなる場合があります。

もともと肌の色が濃い人の肌はメラニン色素が多く含まれているため、光やレーザーを照射した際に皮膚表面で過剰な熱が発生し、強い痛みを感じやすくなります。

【施術回数別】VIO脱毛の痛みの目安

脱毛は施術回数を重ねるごとに、痛みの度合いが変化していきます。

VIO脱毛の場合、初回や2回目は痛みを感じやすく、3回目以降は徐々に痛みが緩和されるケースが多いです。

ここからはVIO脱毛をする際の施術回数ごとの痛みの目安を解説します。

ただし、痛みの感じ方には個人差があるため、参考に留めてください。

VIO脱毛:初回

脱毛初回は毛量が多いため痛みを感じやすい傾向にあります。

しかし、前述の通りある程度の痛みは生じるものの、我慢できないほどの痛みを感じるケースは少ないです。

通常、初回の脱毛では痛みを抑えるために低めの出力で行いますが、痛みの強さには個人差があります。

もし痛みに耐えられそうにない場合は、スタッフに伝えるようにしましょう。

VIO脱毛:2回目

脱毛は1回で全ての発毛組織にアプローチできるわけではありません。

2回目の施術を受ける頃には、初回と同等の毛量に戻っています。

また、2回目の施術は初回よりも施術に慣れる人が多いため、より効果的な脱毛ができるように初回より出力を上げるのが一般的です。

出力が上がったことにより、初回よりも痛みを強く感じるケースが多いです。

今後の施術時の指標にもなるため、痛みが強いと感じる場合は無理せずスタッフに伝えて出力を弱くしてもらいましょう。

VIO脱毛:3回目以降

光脱毛や医療レーザー脱毛でそれぞれの脱毛効果を得られるのは、成長期の毛に対してのみです。

VIOゾーンの場合、成長期の毛の割合は全体の約30%と多いため、3回目以降には毛量が減少したり自己処理の頻度が少なくなったりするのを実感できる可能性があります。

施術を重ねて、毛量が少なくかつ毛が細くなっていれば施術時の痛みは徐々に感じにくくなります。

ただし、発毛組織にダメージを与えたり破壊したりする脱毛の原理上、3回目以降であっても痛みが全くなくなるわけではありません。

初回や2回目の脱毛と比較すると軽減されるという意味で理解しておきましょう。

VIO脱毛の痛みを軽減する方法

前述のとおり、VIO脱毛は全身の中でも痛みを感じやすいです。

しかし、ポイントを押さえておけば、脱毛の施術時の痛みを少なくできます。

ここからはVIO脱毛の痛みを軽減する方法を6つ見ていきましょう。

1.脱毛する時期をコントロールする

脱毛の施術を受けるタイミングをコントロールすれば、痛みを軽減できるケースがあります。

特に生理前後はホルモンバランスが崩れて肌が敏感になるだけでなく、肌荒れも起こしやすいため、脱毛には不向きなタイミングです。

目安として生理の前後3日間は脱毛を避けましょう。

生理周期の観点から脱毛に適したタイミングは、生理から約1週間後です。

このタイミングはエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌が増えるため、ホルモンが促すコラーゲン生成でいつもより肌が健康的な状態となりやすく、痛みが不安な方に向いています。

2.脱毛前には正しい自己処理を行う

光脱毛や医療レーザー脱毛を受ける前には、自宅で事前に自己処理をしておく必要があります。

毛が長く伸びたままだと毛穴の中の毛に効率よく熱が伝わりません。

場合によっては強い痛みにとどまらず、火傷の原因となってしまいます。

自己処理の際には、以下の点に注意が必要です。

  • 脱毛当日ではなく1〜2日前に行う
  • 毛抜き・ワックス・除毛クリームは使用しない(脱毛効果がなくなる)
  • 長い毛はあらかじめハサミで短くカットする
  • 電気シェーバーを優しく肌に当てる
  • 毛の流れに沿って剃毛する
  • 剃り残しが起きないようにする
  • 自己処理後は保湿剤をたっぷり塗る

とはいえ、無理して自己処理しようとすると肌を傷つける可能性があります。

VIOの手の届かない範囲については、ほとんどのサロン・クリニックで剃毛してもらえるため、できる範囲で処理をしておけば問題ありません。

ただし、対応はそれぞれのサロン・クリニックで異なるため、カウンセリングの時に確認するようにしてください。

脱毛の施術時の痛みを軽減するためにも、上記のように正しい自己処理を行いましょう。

3.脱毛前後では保湿を徹底する

乾燥や炎症を抑えるためにも、特に脱毛前後では保湿を徹底しましょう。

肌が荒れていると痛みに対して敏感になります。

VIOゾーンは皮膚が薄いため、刺激のある化粧水などは避けましょう。

一般的な顔用の保湿剤でも問題ありませんが、VIO向けの保湿剤を用いるのがおすすめです。

医療機関やクリニックでは、必要に応じてワセリンなどの保湿クリームを処方してもらえることもあります。

しかし、脱毛前日〜当日にクリームで保湿すると、保湿成分が毛穴に詰まってしまい、十分な脱毛効果を得られない可能性があります。

脱毛の施術日が近くなったら化粧水のみにするなどして、クリーム系の保湿剤の塗布は控えましょう。

また、脱毛後は肌がダメージを受けているため、ワセリンなど油分の多い保湿剤でしっかり肌を整えるのがおすすめです。

4.痛みを抑えやすい脱毛機を選ぶ

脱毛サロンやエステサロンで扱う光脱毛は、低出力のため痛みを感じにくい傾向にあります。

しかし、光脱毛では発毛組織の破壊をできるほどのエネルギーが得られません。

一時的な抑毛・減毛効果を目的としたものだからです。

発毛組織を破壊して効率よく毛量を減少させたい場合は、医療機関やクリニックでレーザー脱毛機による施術を受けるとよいでしょう。

医療レーザー脱毛は熱破壊式と蓄熱式の2種類に分類されます。

熱破壊式は毛根に直接熱を伝えるため、比較的痛みを感じやすいです。

痛みに不安がある場合は照射する瞬間に肌を冷却できる熱破壊式の脱毛機を用いるか、より低出力で連続照射する蓄熱式が向いています。

蓄熱式なら輪ゴムで弾かれたような強い痛みは感じにくく、肌が多少熱く感じる程度の感覚に抑えられます。

特に痛みを強く感じるIライン・Oラインの脱毛も、比較的我慢しやすいでしょう。

ただし、痛みの感じ方には個人差があるため、不安な場合は事前にテスト照射を受けることをおすすめします。

5.施術時に麻酔を使用する

医療機関で脱毛する場合、施術を受ける箇所にクリームタイプの麻酔を塗布することで、痛みを感じにくくなります。

多くのクリニックでは、麻酔に別料金がかかりますが、VIOはごく狭い箇所であるため、塗布する範囲によって高額になる恐れもなく使用できます。

クリニックによっては塗布できる箇所に制約があるため、痛みが不安な場合は事前に無料カウンセリングでスタッフに相談してみてください。

6.痛みがある場合は照射の出力を調整してもらう

脱毛機によっては照射レーザーの出力を細かく調整できます。

出力が下がれば得られる効果も小さくなりますが、我慢できないほどの痛みがある場合は炎症などの肌トラブルにつながりかねないため、出力の調整を検討しましょう。

出力は自分では調整できないため、痛みを感じる際は気軽にスタッフへ声を掛けてください。

まとめ

本記事ではVIO脱毛の痛みの強さや、痛みの軽減方法について解説しました。

VIOゾーンは皮膚が薄く毛が密集しているため、全身の中でも特に強い痛みを感じやすい箇所です。

脱毛の施術時の痛みは体調や日々の保湿ケアによっても左右されるため、今回紹介した注意点を押さえてVIO脱毛に臨みましょう。

本記事に記載のとおり、VIO脱毛は比較的痛みを感じやすいですが、我慢できないほどではありません。

ただし、痛みの感じ方には個人差があるため、不安な場合は事前にカウンセリングで相談してください。

普段からVIOのスキンケアをしている方は多くないかもしれませんが、脱毛期間中はなるべく気を遣い、丁寧にケアするよう心掛けましょう。

申告さえあれば痛みの大きさに配慮した施術もできるため、疑問点や要望などあれば恥ずかしがらずにしっかりと申し出ることが大切です。

この記事の監修者

鈴木 稚子 医師
診療科目:美容皮膚科

  • 1994年東京慈恵会医科大学医学部卒業
  • 同大学皮膚科学教室
  • 国立大蔵病院皮膚科
  • 臨床研究部を経て
  • 2000年 用賀ヒルサイドクリニックを開院
  • 2017年9月23日六本木スキンクリニックを開院

大学卒業後、大学病院、国立大蔵病院でかかわった薬剤師や研究者の方たちの手助けもあり、用賀ヒルサイドクリニック開設後も引き続き、ニキビ痕の凹み(ニキビ痕のクレーター)の治療薬づくりを行う。

2018年に、治療薬が完成し、患者様に治療を開始する。

今まで、ニキビ跡の凹み(ニキビ跡のクレーター)の治療はできないとされていたが、口コミで、ニキビ痕の凹み(ニキビ痕のクレーター)が治ると伝わるようになる。

その後もその技術を毛穴開きの治療に生かし、毛穴開きの治療もオリジナルの薬液で行うようになる。

現在では日本中からニキビ痕の凹み(ニキビ痕のクレーター)と、毛穴開きの患者様が来院するようになる。

※監修者は、「記事の内容」について監修しています。
ご紹介している商品・サービスは監修者が選定したものではなく、編集部が独自に選定したものです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次