【医師監修】顔脱毛の当日は化粧をしても大丈夫?押さえておくべき3つのポイントや脱毛後の注意点についても解説

悩んでいる人

顔脱毛の当日は化粧をしても大丈夫ですか?

美容皮膚科医

顔脱毛の当日は基本的に化粧を避けた方が良いですが、
どうしても必要な場合は軽めのメイクにしてください。

施術前に落とす必要がありますので、その点もご注意ください。

悩んでいる人

わかりました。

脱毛後のケアについても教えていただけますか?

美容皮膚科医

本記事では顔脱毛をする際に押さえておくべき3つのポイントや
注意点について解説しています。

悩んでいる人

わかりました。

ありがとうございます!

早速読んでみます。

顔脱毛の施術を受ける当日に化粧をしたままでもよいか迷っている方は多いでしょう。

化粧をせずにすっぴんで行くのは抵抗がある方も多いでしょう。

かといって、化粧をしたまま行けば脱毛の施術に影響が出ないか、スタッフに迷惑をかけてしまわないか、など様々な心配もあるでしょう。

本記事では、顔脱毛の当日に化粧をしてもよいのか、それとも落とした方がよいのかについて詳しく解説します。

顔脱毛の施術を受けた後の注意点についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

顔脱毛の当日は化粧して行っても大丈夫?

学校帰りや仕事帰りにそのまま顔脱毛の施術を受ける場合、化粧をした状態でクリニックやサロンに行ってもよいのか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。

こうしたケースでは、できれば化粧をしたまま行きたいと思うでしょう。

ここからは顔脱毛の施術当日の化粧事情について解説します。

化粧をしてクリニックやサロンに行ってもOK

結論から述べると、化粧をしたままの状態でクリニックやサロンに行っても問題ありません。

学校帰りや会社帰り、用事が終わった後に化粧をした状態でそのままクリニックやサロンに行けます。

もちろん、すっぴんで行ってもOKです。

化粧をしたまま行ってもすっぴんで行っても、クリニックやサロンに迷惑がかかることはありません。

どちらもでも大丈夫ですので、自分の都合に合わせてクリニックやサロンに行くとよいでしょう。

ただし、後述するように、予約時間より少し早めに着くようにする必要があるので覚えておいてください。

受付後に化粧を落とす必要がある

化粧をした状態でクリニックやサロンに行っても構いませんが、施術前には化粧を落とす必要があります。

ファンデーションや日焼け止めなどは脱毛機のレーザーや光を遮ってしまい、脱毛効果が落ちたり、皮膚トラブルを起こしたりする可能性があるため必ず落とさなければなりません。

また、メイクをしたまま顔の脱毛をすると照射ムラができて、仕上がりに影響が出る恐れもあります。

クリニックやサロンには、洗顔料やメイク落としなどがあるパウダールームが用意されている場合もあるので、受付後に化粧を落とすようにしましょう。

アイメイクや口紅を落とさずに施術を受けられるケースもある

顔脱毛の施術前には化粧を落とすことが基本ですが、アイメイクや口紅などのポイントメイクは落とさなくてよいケースもあります。

なぜなら、目や口には照射をしないため、化粧が残っていても問題ないことが多いからです。

ただし、ポイントメイクを残しておいてよいかどうかについては、クリニックやサロンによって見解が異なります。

施術を受ける箇所によっても化粧を落とすべきかが異なるため、通っているクリニックやサロンにあらかじめ確認しておくようにしましょう。

施術直後のメイクについて

顔脱毛の施術直後は肌が敏感になっているため、基本的にはメイクを避けることが推奨されます。

肌への負担を軽減し、脱毛効果を最大限に引き出すためです。

どうしても必要な場合は、薄化粧にとどめることが望ましいです。

ベースメイクは軽めにし、肌への負担を最小限に抑えましょう。

メイクをしない場合でも、日焼け止めは必ず塗布してください。

脱毛後の肌は紫外線に敏感なため、UVケアは重要です。

メイクをする場合は、事前に十分な保湿を行ってください。

脱毛後の肌は乾燥しやすいため、保湿ケアが重要です。

メイクをした場合、クレンジングの際は優しく丁寧に行い、肌への刺激を最小限に抑えてください。

メイク後に肌に異常を感じた場合は、すぐにメイクを落とし、必要に応じて医療機関に相談してください。

顔脱毛の施術直後は肌のケアを最優先し、可能であればメイクは控えめにすることをおすすめします。

顔脱毛の施術前に化粧を落とす理由

顔脱毛の施術を受ける際、施術前に化粧を落とすことは非常に重要です。

ここでは、なぜ化粧を落とす必要があるのか、その理由を詳しく説明します。

顔脱毛を検討している方にとって、これらの情報は非常に役立つでしょう。

脱毛効果の低下を防ぐため

化粧をしたままだと、レーザーや光がムダ毛の根元まで届きにくくなり、脱毛効果が落ちてしまいます。

化粧品の成分が毛穴を覆い、レーザーや光のエネルギーがムダ毛に到達するのを妨げるため、効果的な脱毛が難しくなります。

そのため、脱毛効果を最大限に引き出すためには、施術前にしっかりと化粧を落とすことが重要です。

肌トラブルを防ぐため

化粧品には様々な成分が含まれており、その中にはレーザーや光に反応する色素もあります。

化粧をしたまま顔脱毛の施術を受けると、これらの色素がレーザーや光に過剰に反応し、火傷や炎症を引き起こす可能性があります。

また、化粧品が肌に残っていると、施術中に肌が敏感になりやすく、肌トラブルを引き起こすリスクが高まります。

安全な施術を受けるためにも、化粧を完全に落とすことが必要です。

仕上がりのムラを防ぐため

化粧を落とさないで施術を行うと、レーザーや光が肌に均一に届かず、脱毛の効果にムラが出る可能性があります。

化粧が残っている部分とそうでない部分で効果に差が生じ、仕上がりにムラができてしまうことがあります。

均一で美しい仕上がりを実現するためには、施術前にしっかりと化粧を落とすことが大切です。

まとめ

顔脱毛の施術前に化粧を落とすことは、脱毛効果を高めるだけでなく、肌トラブルを防ぎ、仕上がりを均一にするためにも重要です。

施術を受ける際は、これらの理由を理解し、事前にしっかりと化粧を落としておくことが必要です。

顔脱毛を検討している方は、施術前の準備として化粧を落とすことを忘れずに行いましょう。

顔脱毛の当日に押さえておくべき3つのポイント

顔脱毛を初めて受ける日、期待と不安が入り混じることでしょう。

効果を最大限に引き出し、肌トラブルを避けるためには、当日に押さえておくべきポイントを知っておくことが重要です。

ここでは、顔脱毛の当日に気を付けるべき3つのポイントを詳しく解説します。

これらのポイントを押さえて、安心して顔脱毛の施術を受けましょう。

1. 化粧をする場合は薄化粧にする

顔脱毛の当日に化粧をしてもOKですが、できれば薄化粧にとどめてください。

濃い化粧はクレンジングで落としきれないことがあり、化粧が毛穴に残ってしまうと脱毛効果の低下につながります。

また、クレンジングで強くこすってしまうのも肌には良くありません。

脱毛の施術は肌にも多少ダメージがあるため、なるべく簡単に落とせるナチュラルメイクにして、肌の負担を抑えるようにしましょう。

2. 化粧をしている場合は早めにクリニックやサロンへ行く

化粧をしたままクリニックやサロンに行く場合は、予約時間よりも早めに行きましょう。

化粧を落とす時間が必要になるため、ギリギリに行くと施術時間に影響してしまう可能性があります。

受付をする時間も考慮して15分から20分ほど余裕を持つようにしましょう。

3. 施術前は日焼け止めも洗い落とす

化粧ではなく日焼け止めだけを塗っている場合も、施術前に落としてください。

化粧と同じく毛穴をふさいでしまい脱毛効果が低下したり、肌トラブルが起こったりすることがあります。

また、強いウォータープルーフのものは落とすのに時間がかかる上に、クレンジングで肌をこすらなければ落ちないケースもあります。

脱毛の施術当日はできるだけ簡単に落とせるタイプの日焼け止めを使いましょう。

顔脱毛後のスキンケアや化粧に関する注意点

顔脱毛の施術を受けた後、スキンケアや化粧にどのような注意が必要か気になりますよね。

顔は皮膚が薄くデリケートな箇所です。

脱毛後は皮膚に負担をかけないようにいくつか注意すべき点があります。

ここでは、顔脱毛の施術後に気をつけたい4つのポイントについて見ていきましょう。

正しいアフターケアで、肌トラブルを防ぎ、なめらかな美肌を保つためのヒントをお届けします。

1.顔の保湿を徹底する

顔脱毛後の肌は、レーザーや光によって発生した熱がこもっているため、肌が乾燥しやすくなっています。

そのため、顔脱毛の施術後は徹底して保湿を行うことが重要です。

保湿をせずそのままにしておくと、肌の乾燥が進んでバリア機能が低下し、肌トラブルを起こす可能性が高まります。

赤みやかゆみなどが出やすくなるため、必ずしっかりと保湿を行ってください。

化粧水で水分を十分に補い、乳液やクリームを使って蓋をします。

加湿器を使ったり、部屋に濡れタオルを干したりして空気が乾燥しないようにすることもおすすめです。

2.顔脱毛の施術直後はナチュラルメイクにとどめる

顔脱毛の直後の肌は、レーザーや光の影響を受けてバリア機能が低下した状態になっています。

その状態で化粧をすると、肌に刺激が加わって赤みやヒリつきなどが出る恐れがあるので注意しましょう。

濃い化粧や崩れにくい化粧ほど、肌への負担は大きくなる傾向にあります。

顔脱毛の直後はいつもよりナチュラルメイクにするか、化粧をしないようにするのがベストです。

化粧をする行為そのものが肌に負担をかけることもあります。

化粧をする際は肌をこすらず、優しく触れる程度の力でメイクをしていきましょう。

肌の上で指やスポンジを滑らせたり叩き込んだりするのではなく、肌にのせるようにポンポンと優しく押さえるようにすると肌への負担を少なくできます。

3.刺激の少ない洗顔料やクレンジングを使う

肌に刺激の少ない洗顔料やクレンジングを使うことも大切です。

脱脂力が強く、汚れだけでなく肌の潤い成分まで取り除いてしまう洗顔料や、ゴシゴシこすらないと落ちないようなクレンジングは避けてください。

洗顔するときはしっかりと泡立てて、肌を包み込むように優しく洗いましょう。

クレンジングをする際も肌をこすらず、メイクを浮かしてからぬるま湯でそっと洗い流します。

間違った洗顔やクレンジングは、肌に負担をかけてしまうので注意してください。

4.日焼け対策をする

顔に限らず、脱毛中の日焼けは厳禁です。

脱毛後に日焼けをすると、シミの原因にもなります。

脱毛期間中に日焼け対策をすることは非常に重要です。

その主な理由は以下の通りです。

施術の安全性

日焼けした肌は敏感になっており、レーザーや光の刺激に対して過剰に反応する可能性があります。

これにより、火傷や炎症などの皮膚トラブルのリスクが高まります

脱毛効果の減少

日焼けによってメラニン色素が増加すると、脱毛に使用するレーザーや光が分散してしまい、毛根に十分なエネルギーが届かなくなります。

これにより、脱毛の効果が低下する可能性があります

施術の中断


日焼けが強い場合、肌の状態が脱毛に適さないと判断され、施術を断られる可能性があります。

これにより、施術回数が1回分消化されてしまったり、脱毛の計画が遅れてしまう可能性があります

痛みの増加

日焼けした肌は通常よりも敏感になっているため、脱毛時により強い痛みを感じる可能性があります

肌トラブルの予防

脱毛後の肌は特に敏感になっているため、日焼けによる追加のダメージを受けやすくなります。

日焼け対策をすることで、肌トラブルを予防できます。

まとめ

顔脱毛が完了するまでは毎日しっかりと日焼け止めを塗り、あわせて日傘や帽子、マスクを使った対策を行って十分に紫外線対策をしましょう。

なお、脱毛直後の日焼け止めは肌に負担をかける原因になるため、施術当日は洗顔料で落ちる日焼け止めなど、肌への負担が少ないものを使うようにしてください。

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まとめ

顔脱毛の当日は化粧をしても問題ありません。

ただし、施術前には落とす必要があります。

契約したクリニックやサロンの設備や、用意されているメイク落としアイテムを事前に確認しておくとよりスムーズです。

顔脱毛の当日でも、施術前に落とせば化粧をしていても大丈夫です。

ただし、化粧をしたまま施術を受けると脱毛効果が落ちたり、火傷など予期せぬ肌トラブルを起こしたりすることがあります。

また、化粧をすることで、メイク道具や手に付いていた雑菌が顔に付いてしまうことがあり、肌が衛生的でない可能性もあります。

そのため、施術前にはしっかり化粧を落とし、清潔な状態で脱毛の施術を受けるようにしてください。

施術直後の化粧も可能ですが、肌の負担を小さくするためにも、ナチュラルメイクや石鹸で落ちる化粧品を使ったメイクにするとよいでしょう。

この記事の監修者

矢加部 文 医師
診療科目:形成外科・美容皮膚科
みやびクリニック 院長

略歴

2002年3月 長崎大学医学部医学科 卒業
2002年4月 長崎大学附属病院形成外科 勤務
2004年6月 長崎医療センター形成外科 勤務
2005年4月 福岡徳洲会病院形成外科 勤務
2006年4月 長崎大学附属病院形成外科 勤務
2011年4月 福岡大学形成外科 レーザー外来・美容医療担当
2016年11月 形成外科・美容皮膚科 みやびクリニック開院

所属学会

日本形成外科学会
日本乳癌学会
日本レーザー医学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
日本抗加齢医学会

資格
日本形成外科学会 形成外科専門医
日本レーザー医学会 レーザー専門医

※監修者は、「記事の内容」について監修しています。
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