先生、医療脱毛って何歳から受けられるんですか?
高校生の妹も興味があるみたいで…
そうですね、医療脱毛は基本的に思春期以降から受けられます。
ただ、年齢によって考慮すべき点がありますよ。
へぇ、未成年でも受けられるんですね。
メリットとかデメリットってあるんでしょうか?
はい、早めに脱毛を始めるメリットもありますが、
成長期の体への配慮も必要です。
なるほど…
未成年が脱毛の施術を受ける時に
気をつけるポイントってありますか?
ええ、いくつかありますね。
この記事では、医療脱毛できる年齢や、未成年が受ける際のメリット・デメリット、そして押さえておくべきポイントについて詳しく解説していますよ。
わぁ、それは妹にも教えてあげたいです!
しっかり読んでみます。
ありがとうございます!
医療脱毛は少なからず肌に負担をかける施術であるため、何歳から受けられるのか、子どもも医療脱毛できるのかといった疑問を持つ方もいるでしょう。
実際のところ、医療脱毛には明確に定められた年齢制限がありません。
ただし、未成年が医療脱毛をする際は、年齢だけでなく毛の状態なども考慮する必要があります。
本記事では医療脱毛できる年齢の目安や、未成年が施術を受ける場合のメリット、デメリットなどについて解説しています。
医療脱毛は何歳からできるの?
医療脱毛は「何歳から施術を受けられる」といった、法律などで定められた明確な規準はありません。
しかし、脱毛に適した時期は存在し、クリニックによっては医療脱毛できる年齢に制限を設けているケースもあります。
未成年であっても医療脱毛はできる
医療脱毛は大人がするものであるというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、未成年の方でも、医療脱毛の施術を受けることは可能です。
ただし、クリニックごとに年齢制限が設けられているケースもあり、特に16歳以上から脱毛可能なクリニックが多く存在します。
一方で10代前半から施術を受けられるクリニックもあるため、未成年で医療脱毛を受けたい場合は年齢制限があるかどうかあらかじめチェックしておきましょう。
年齢制限や保護者の同意など、クリニックによって条件が異なります。
施術を受ける前に、必ずクリニックに問い合わせ、詳細を確認するようにしましょう。
医療脱毛を検討する際に目安になるポイント
未成年が医療脱毛を検討する際は体の成長や毛の状態を考慮して、脱毛に適したタイミングかどうか判断しましょう。
- アンダーヘアが生えそろっているか
- 生理が来ているか
上記を満たしていない場合、医療脱毛を受けても十分な脱毛効果を発揮できなかったり、再び新たな毛が生えてきたりする可能性があります。
特に子どもの体毛は色素が薄く、毛自体も細い傾向にあります。
医療脱毛は毛に含まれるメラニン色素とレーザーが反応して効果を発揮するため、太く濃い毛が少ない子どもの毛質ではレーザーが効率よく反応しません。
結果として発毛組織を十分に破壊できず、施術を受けても毛が残ってしまう可能性があります。
子どもから大人に成長する過程で毛のメラニン色素は濃くなり、太くなっていきます。
毛がある程度成長した状態が、医療脱毛に適したタイミングと言えるでしょう。
アンダーヘアが生えそろっているか
医療脱毛に適したタイミングを見極める一つの目安として、アンダーヘアが生えそろっているかどうかを確認してみてください。
具体的には以下に示す「Tannar分類」と呼ばれる第二次性徴の5分類を指標に、医療脱毛のタイミングを判断します。
5段階のうちどのステージに当てはまるか、確認してみてください。
- 陰毛なし
- 長くやや黒さを増したうぶ毛様の真っ直ぐなまたはややカールした陰毛を認める
- 陰毛は黒さを増し、硬くカールして、まばらに恥骨結合部に広がる
- 陰毛は硬くカールして、量、濃さを増し成人様となるが、大腿中央部までは広がっていない
- 成人型、陰毛は大腿部まで広がり逆三角形となる
※出典:日本産婦人科医会「思春期とは」
ステージ1〜3の状態の場合は陰毛の成長が不十分なため、医療脱毛を受けるのに適切なタイミングではありません。
ステージ4〜5の状態であれば、ある程度レーザーが反応できる毛に成長していると言えるため、医療脱毛を検討しても良いでしょう。
生理が来ているか
アンダーヘアの生え具合だけでなく、生理が来ているかどうかも医療脱毛のタイミングを見極めるポイントの一つです。
初経を迎え思春期が訪れると、子どもから大人の体へと急速に成長します。
これに伴い、濃く太いしっかりとした毛が生えてきます。
生理が来ておらず毛がまだ細い状態で脱毛を受けても、十分な脱毛効果は期待できません。
生理周期が安定してから脱毛を受けるようにしましょう。
未成年が医療脱毛するメリット
医療脱毛は大人だけでなく子どもにとっても多くのメリットがあります。
様々なメリットについて詳しく解説するので、未成年から医療脱毛をするかどうか判断する上での参考にしてください。
肌にかかる負担が軽減される
医療脱毛を受けることで、肌にかかる負担を軽減できます。
思春期に入りムダ毛が気になってくると、自己処理をする方も多いです。
しかし、自己処理の方法を誤ると肌にダメージを与えたり、肌を傷つけたりしてしまいます。
例えば、カミソリで自己処理をする場合、刃を肌に直接当てることにより微細な傷が付き、ニキビなどの肌荒れを引き起こしかねません。
また、毛抜きで自己処理をすると毛穴や毛根に物理的なダメージを与え、炎症や感染症につながる可能性もあります。
除毛クリームは塗ってしばらく放置し、流すだけで簡単にムダ毛を処理できます。
ただし、肌の弱い人にはかゆみや赤み、かぶれの原因になることもあるため、使用前にパッチテストを行うことが推奨されます。
医療脱毛をしてムダ毛が目立たなくなれば、自己処理の頻度も減ります。
結果として肌にかかる負担も少なくなり、健康的な肌を維持できるでしょう。
肌が乾燥しにくくなる
医療脱毛をすると自己処理による直接的なダメージを減らせるだけでなく、自己処理によって発生する肌の乾燥も防げます。
自己処理後の肌は乾燥しやすくなります。
肌の乾燥はバリア機能の低下をまねき、肌トラブルにつながりかねません。
多くの子どもは健康や美容に関する知識が不十分なため、自己処理後の保湿が習慣化していないケースも多いです。
自己処理後に保湿をせずに放置しておくと、自己処理による肌への物理的な負担に加えて乾燥によるダメージも重なります。
医療脱毛により毛の量を減らすことで、自己処理の回数自体が少なくなるため、肌の乾燥も改善に向かうケースがあります。
また、脱毛期間中は積極的に保湿をするよう医師や看護師から推奨され、指導されることが多いため、結果として肌が乾燥しにくい習慣づくりにつながるでしょう。
コンプレックスが改善される
医療脱毛でムダ毛が減るとコンプレックスの改善につながり、自分に自信を持てるようになります。
前述のとおり思春期を迎えると体の成長速度が加速し、徐々にムダ毛が目立ち始めます。
遺伝などにより毛が濃い場合、周囲に見られること自体がストレスになるでしょう。
医療脱毛によりムダ毛を目立たなくすれば、周りから肌を見られるストレスも格段に減り、コンプレックスの解消にもつながります。
自信が出ずに今まで着られなかったファッションにも挑戦できるようになるでしょう。
お金と時間の節約になる
医療脱毛で永久脱毛をして自己処理が不要になれば、長期的にはお金や時間の節約につながります。
医療脱毛をするにはある程度まとまったお金が必要です。
その一方で定期的にムダ毛の自己処理をする場合も、電気シェーバーやカミソリ、シェービングに使用する保護クリームなどのコストがかかり続けます。
一度永久脱毛の施術を済ませば、自己処理に必要なアイテムを定期的に購入する必要はなくなり、金銭面での節約になるでしょう。
また、自己処理は思いのほか、手間と時間がかかります。
永久脱毛によって毎日自己処理に充てていた時間が減れば、勉強や部活などに使える時間が増え、日々の充実につながります。
学生は時間の融通が利きやすい
未成年のうちは時間の融通が利きやすいため、脱毛計画を立てやすい点もメリットです。
医療脱毛は1回の施術で完了するものではありません。
毛周期に合わせて平均1〜3カ月に1回の頻度での施術が推奨されています。
個人差はありますが、ムダ毛を目立たなくするには最低でも5回は施術を受けるようにしましょう。
大人になると仕事の都合などにより、適切なタイミングで施術を受け続けることが難しいケースも多いです。
勉強や部活に忙しい未成年の方もいますが、大人よりは時間を調整しやすい場合が多いため、未成年のうちに医療脱毛を済ませておくと良いでしょう。
学生は社会人に比べて予約が取りやすい
学生の方が社会人に比べて脱毛の予約は取りやすいです。
以下の理由から、学生は比較的スケジュールを調整しやすく、予約が取りやすい傾向があります。
学生は授業のない平日やバイトが空いた日など、自由に時間を確保しやすいため、予約が取りやすくなります。
学生生活は比較的予定が立てやすく、学校行事や試験がない時期には、脱毛の予約をスムーズに行えることが多いです。
多くのクリニックでは学生向けの割引プランが充実しているため、学生が脱毛を始める動機が高まり、学生が利用しやすい環境を整えています。
特に、学割を利用することで、経済的な負担も軽減されます。
人気のクリニックでは土日の予約が埋まりやすいですが、学生は平日に通うことができるため、予約が取りやすいです。
これらの要因により、学生は社会人に比べて脱毛の予約を取りやすい状況にあります。
未成年が医療脱毛するデメリット
ここまで未成年が医療脱毛をするメリットを説明しました。
一方で未成年が知っておくべき医療脱毛のデメリットも存在します。
以下で詳しく解説します。
施術を受けるときに肌への負荷がかかりやすい
子どもは大人よりも肌が薄いため、脱毛の施術時にダメージを受けやすい点がデメリットです。
医療脱毛で照射するレーザーは毛のメラニン色素と反応し、熱を発生させます。
照射方式によっては肌が瞬間的に数十度〜数百度まで到達することもあるため、火傷や炎症といった肌トラブルにつながりかねません。
肌の状態や毛質に合わせて、レーザーの出力を適切に調節してもらう必要があります。
また、運動系の部活などに所属している方は、紫外線を浴びている時間が長いため日焼けしている場合も多いでしょう。
日焼けをした肌に医療脱毛のレーザーを当てると肌のメラニン色素と反応して過剰な熱が発生し、肌トラブルのリスクが高まります。
日焼けの状態によっては、医師や看護師の判断のもと、施術を受けられない場合があることを覚えておきましょう。
肌へのダメージが心配な未成年の方は、事前に医師や看護師に相談してください。
施術を受けるときに痛みを感じやすい
前述のとおり子どもの肌は薄いため、レーザーを照射した際に発生する熱によって痛みを感じやすいです。
未成年者は、外部刺激に対する感受性が高いため、レーザー照射時の痛みを強く感じることがあります。
また、思春期の未成年者はホルモンバランスが不安定で、これが肌の状態や感受性に影響を与えることがあります。
ホルモンの変動により、肌が敏感になりやすく、痛みを感じやすくなる可能性があります。
未成年の体毛は成長過程にあり、毛根がしっかりしている場合が多いため、レーザーの照射による痛みを強く感じることがあります。
医療脱毛は熱の力で発毛組織を破壊する仕組みであるため、施術を受けるときはある程度の痛みが生じることを覚えておいてください。
なお、痛みの感じ方には個人差があります。
体の成長や体質にも左右されるため、不安な方は麻酔の使用を検討するか、事前にテスト照射を受けられるクリニックを選ぶと良いでしょう。
成長の過程で毛が生えてくる可能性がある
施術を受ける時期が早すぎると、医療脱毛を完了しても再度発毛してしまう可能性があります。
前述したとおり、思春期に入る前の体毛は薄く細いため、レーザーを照射しても十分に反応せず発毛組織を効率よく破壊できません。
レーザーは濃く太い毛に多く含まれるメラニン色素に反応するためです。
また、医療脱毛では、毛が生える前の毛穴にレーザーを照射しても脱毛効果は得られません。
メラニン色素を含む毛自体が存在しなければ、レーザーを照射しても意味をなさないからです。
未成年で医療脱毛をする場合は、ある程度毛が生えそろったタイミングを狙いましょう。
未成年が医療脱毛をする際に押さえておくべきポイント
ここまで未成年が医療脱毛をするデメリットについて解説しました。
特に痛みや肌トラブルに対しては、日頃から正しい対策をすることが大切です。
ここからは、未成年が医療脱毛をする際に押さえておくべきポイントについて詳しく解説します。
肌トラブルのリスクを把握しておく
未成年が医療脱毛するときは、肌トラブルのリスクをしっかりと把握しておきましょう。
子どもの皮膚は大人より薄いため、肌トラブルが生じる可能性が高いです。
以下に、医療脱毛でよく起こる副作用の代表例をまとめました。
肌トラブルの代表例 | 説明 |
---|---|
赤み・ヒリヒリ感 | 照射をしたときの刺激による痛み |
毛嚢炎(もうのうえん) | 毛穴に細菌が侵入して引き起こされる炎症 |
火傷 | レーザーを照射するときに発生する熱によるもの |
色素沈着 | 肌への刺激によるシミ・黒ずみ |
増毛・硬毛化 | 施術後に毛が増加・硬化する現象 |
子どもの肌はデリケートであり、外部からの刺激に対する抵抗力が弱いため、レーザーの照射により赤みやヒリヒリ感といった症状が出るケースが多いです。
また、日焼けにより肌の色素が濃くなっている場合は、火傷や色素沈着のリスクもあります。
あらかじめ上記に挙げたリスクがあると理解しておき、不安な点は事前に医師や看護師に相談してください。
保湿を徹底する
子どもの肌は少しの刺激でダメージを受けやすいため、大人以上に気をつかって肌の健康状態を保つ必要があります。
特に脱毛後は自己処理後と同様、肌が乾燥しやすくなるため、肌のバリア機能を維持するためにも保湿を徹底しましょう。
子どもは保湿剤を体に塗る習慣が身についていないケースも多いです。
肌が乾燥したままの状態を放置しておくと、炎症やかゆみを誘発します。
肌トラブルなく医療脱毛を完了するためにも、脱毛期間中は保湿を心がけてください。
保湿では化粧水を用いて肌に水分を与え、その後に乳液や保湿クリームで潤った肌をキープするようにしてください。
保湿剤自体が肌へ刺激とならないよう、低刺激または子どもにも使用できる旨が記載されているものを使うと良いでしょう。
日焼け対策をする
子どもは学校の行事や運動系の部活などにより、紫外線を浴びる時間が長い傾向にあります。
日焼けをしてしまうと、脱毛の施術時に痛みや肌トラブルが生じやすいです。
日焼けの状態によっては、脱毛の施術を受けられないこともあるため、日常生活でも日焼け対策を徹底することが大切です。
紫外線が直接肌に当たるのを防ぐために長袖の服や帽子を着用すると、日焼け対策になります。
ただし、学校生活における服装は指定されている場合も多い上に、夏場の長袖は熱中症につながる恐れもあるため、普段は日焼け止めによる対策がおすすめです。
脱毛後の肌は普段よりも敏感で刺激を受けやすい状態のため、肌に刺激がある日焼け止めクリームを塗るのは控えましょう。
日焼け止めクリームに含まれる成分は肌に刺激を与えます。
脱毛の直後はできるだけ外出を控える、肌に優しい日焼け止めを使用する、長袖の服や帽子を着用するなどの方法で対策してください。
また、学校行事などでやむを得ず日焼けをしそうな日程と、脱毛の施術のタイミングが重なりそうな場合はできるだけ早めにクリニックに連絡しましょう。
予約日の変更が必要かどうか医師や看護師に相談してください。
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保護者の同意が必要
未成年が医療脱毛をするには、保護者の同意を得た上で同意書への署名や捺印が必要です。
また、クリニックによっては本人の年齢確認や、保護者の同伴が求められる場合があります。
医療脱毛はメリットも多いですが、未成年の体には少なからず負担になる施術であり、高額な費用がかかるものです。
必ず保護者に相談し、可能であれば一緒に契約内容を確認しながら検討してください。
保護者の理解を得ずに契約をしようとしても、契約をする際に保護者へ電話確認の連絡が入る場合もあります。
未成年の方で医療脱毛に興味がある場合は、まずは保護者に医療脱毛を検討していることや調べたプランなどを伝え、医療脱毛をしてもよいか、するべきかを相談してみましょう。
また、未成年が医療脱毛をする際の細かい注意事項は、クリニックによってもそれぞれ異なります。
ホームページ上に詳細が記載されているケースが多いため、あらかじめチェックしておきましょう。
ホームページを見ても分からない場合は、電話での問い合わせやカウンセリングで確認してみてください。
痛みに配慮した脱毛機を取り扱っているクリニックを選ぶ
前述のとおり未成年は肌がデリケートなため、レーザーを照射するときに発生する熱で痛みを感じやすいです。
痛みの感じやすさは脱毛機の種類によっても異なります。
痛みが心配な方は、できるだけ痛みを感じにくい脱毛機を導入しているクリニックを選ぶと良いでしょう。
医療脱毛のレーザー脱毛機は、照射方式によって蓄熱式と熱破壊式の2種に分類され、特にレーザーの出力に大きな違いがあります。
蓄熱式は熱破壊式より低出力のレーザーを照射するため、個人差はあるものの一般的に痛みが少ない傾向にあります。
一方で熱破壊式に用いるレーザーは高出力のため、照射をするときに高熱が発生し、痛みが生じやすいです。
ただし、熱破壊式でも照射と同時に肌を冷却する機能が搭載されている機種であれば、ある程度痛みを抑えられます。
不安な方は、痛みに配慮した脱毛機を利用しているかクリニックに確認しておきましょう。
麻酔を利用できるクリニックを選ぶ
施術を受ける際の痛みを抑えたい方は、麻酔の取り扱いがあるクリニックを選ぶのもポイントです。
脱毛クリニックは正式な医療機関のため、麻酔の取り扱いが可能です。
ただし、場合によっては麻酔を使用できる部位が限られていたり、麻酔自体を使用しない方針のクリニックもあったりします。
麻酔を使用したい方は事前にホームページで確認するか、カウンセリングで相談してください。
大人よりも施術回数が増える可能性がある
一般的に子どもの毛は大人よりも細くメラニン色素が薄いため、脱毛の施術を受けても発毛組織を効率よく破壊できず、脱毛の期間が長引く傾向にあります。
脱毛部位にもよりますが、大人であれば一般的に5〜8回の医療脱毛で自己処理が楽になります。
しかし、子どもの場合は、大人よりも施術回数が多くかかる可能性があると認識しておきましょう。
ただし、実際にかかる施術回数には個人差があるため、不安や疑問が残る方はカウンセリングで相談してみてください。
まとめ
医療脱毛は、何歳から施術を受けられるといった明確な規準が設けられていません。
クリニックによっては10代前半から施術を受けられる場合もあるでしょう。
ただし、ある程度、体が成長して毛が生えそろってからでなければ、十分な脱毛効果を得られない場合もあります。
また、未成年の肌は薄くデリケートであるため、脱毛の施術前後では大人よりも肌の健康状態に気を使って過ごしましょう。
第二次性徴を迎えてある程度毛が成長した状態でないと、医療脱毛をしても十分な脱毛効果は得にくいです。
そのため、脱毛を受けるタイミングは慎重に判断してください。
医療脱毛を検討している未成年の方は、すでにムダ毛がある程度目立つ状態であると推測されます。
本記事を参考にしながら、脱毛のタイミングに適した状態かどうかチェックしてみてください。
自分では判断できない場合は、一度カウンセリングを受けて医師や看護師に相談してみてもよいでしょう。
大井 美恵子 医師
女医によるファミリークリニック 院長
診療科目:皮膚科・内科・小児科
■経歴
広島大学附属幼稚園
広島大学附属小学校
広島大学附属中学校
広島大学附属高等学校卒業
平成21年3月金沢医科大学医学部医学科卒業
平成21年4月〜平成23年3月医療法人あかね会 土谷総合病院
平成23年4月〜広島市立広島市民病院小児科
他:広大前皮フ科内科・アーバンビューグランドタワーメディカルコート・重症心身障害児施設 ときわ呉・日本赤十字社等で勤務
■資格
難病指定医・キレーション認定医
小児慢性特定疾患指定医子どもの心相談医
高濃度ビタミンC点滴療法認定医
■所属学会
日本小児科学会
日本周産期新生児医学会
日本小児神経学会
日本リウマチ学会
抗加齢医学会
高濃度ビタミンC点滴療法学会日本アレルギー学会
日本小児皮膚科学会
日本小児科医会
広島県小児科医会
赤ちゃん成育ネットワーク
点滴療法研究会
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