先生、ニキビがある状態でも脱毛って受けられるんですか?
ニキビの状態によっては脱毛を受けられる場合もありますが、
注意が必要です。
そうなんですか?
でも、ニキビと毛嚢炎って似てますよね。
どう見分けたらいいんでしょう?
確かによく似ていますが、原因や症状に違いがあります。
見分け方のポイントがありますよ。
へぇ、そうなんだ。
脱毛とニキビって何か関係があるんですか?
実は、脱毛とニキビには意外な関係性があるんです。
この記事では、ニキビがある状態での脱毛の可否や、毛嚢炎との違い、さらに脱毛とニキビの関係性について詳しく解説していますよ。
わぁ、それは参考になりそう!
しっかり読んでみます!
ありがとうございます!
ニキビやニキビ跡、肌荒れを理由に脱毛を諦めた経験のある方も多いのではないでしょうか。
結論から述べると、ニキビやニキビ跡があっても、ニキビの症状や肌の状態次第で脱毛の施術を受けることが可能です。
一方で脱毛では肌への刺激が強いレーザーや光を照射するため、ニキビやニキビ跡の状態が悪いと悪化させてしまう場合もあります。
適切な脱毛の施術を受けるためにも自己判断で決めずに、脱毛サロンのカウンセラーや皮膚科医と相談し、肌の状態や脱毛方法に合わせた対応を決めることが大切です。
本記事では、脱毛ができるニキビの状態とできない状態などについて詳しく解説します。
ニキビがある状態でも脱毛の施術はできるの?
脱毛の施術を受けられるかどうかは、ニキビの状態によって左右されます。
どういった状態であれば脱毛の施術を受けられるのか、受けることができないのか、具体的に解説しますので参考にしてください。
脱毛ができるニキビの状態
脱毛が可能なニキビの状態は、炎症や化膿が起こっていない治りかけのニキビやニキビ跡です。
まずは、脱毛ができるニキビの状態について詳しく解説していきます。
ニキビの治りかけやできて間もない状態
治りかけのニキビの場合は、ニキビの周辺を避けて脱毛の施術を受けられます。
赤みや炎症が引いているか、皮脂の詰まっていた毛穴や傷になってしまった部分がかさぶたになっているかなどが一つの目安です。
できて間もない白ニキビや黒ニキビでも、基本的にはニキビ周辺を避ければ脱毛の施術を受けられます。
白ニキビは皮脂が毛穴に詰まり、角質が硬化することで肌の表面に白い膨らみができるものです。
黒ニキビは皮脂や角質が毛穴の開口部で酸化し、黒ずんだ色に変わったものを指します。
いずれも肌の炎症が起こっていない初期段階のニキビであるため、ニキビ周辺を避ければ脱毛の施術を受けられます。
しかし、ニキビのできている箇所が普段よりもデリケートであることに変わりはありません。
脱毛後は肌を清潔に保ち、しっかりと保湿して、照射の熱や刺激を受けたニキビ肌をケアするようにしてください。
ニキビ跡になっている
ニキビ跡になっている場合は、刺激に弱い炎症や化膿が治まっているため、ほとんどの場合、脱毛の施術を受けても問題ありません。
ニキビ跡の色素沈着が軽いものであれば、通常通りの施術を受けられるケースもあります。
脱毛はレーザーや光を照射して、毛に含まれるメラニン色素と反応させた際の熱で発毛組織にダメージを与える施術です。
肌に含まれるメラニン色素が多い箇所に照射すると、熱によって火傷や炎症を引き起こす恐れがあります。
このため、繰り返したニキビによって非常に濃い色素沈着が起きていた場合は、安全のため色素沈着の箇所を避けて照射しなければならない点も覚えておきましょう。
脱毛前に根本的な原因がどういったものであるかを見極め、治療に専念してから脱毛の施術を受けた方が良いこともあります。
医師の診察が必要となるためニキビ跡などの懸念がある方は、医師が駐在する医療脱毛を選びカウンセリングを受けてみてください。
一部分のみ炎症や化膿が起きている
一部分のみ炎症や化膿が起きているニキビの場合、その周囲や炎症のない箇所は脱毛の施術が可能です。
ただし、基本的にはニキビが完全に治った後に脱毛の施術を受けることが望ましいです。
万が一炎症している箇所にレーザーを照射してしまうと、刺激によって炎症が悪化したり、治りにくくなったりする場合があります。
ニキビや炎症のある肌の脱毛では、知識と技術のあるスタッフが慎重に行う必要があることも留意しましょう。
脱毛ができないニキビの状態
軽度なニキビやニキビ跡であれば脱毛が可能ですが、程度によっては施術を断られてしまうケースもあります。
ここでは脱毛の施術を受けられない具体的なニキビの状態について解説します。
広範囲で炎症や化膿が起きている
広範囲で炎症や化膿が起こっているニキビがある場合は、脱毛の施術を受けられない場合が多いです。
レーザーや光によって発生する熱は、肌を乾燥させたり、刺激を与えたりしてしまいます。
ニキビが発生している肌のバリア機能をさらに下げてしまうことで、ニキビが悪化する可能性も否定できません。
光脱毛や医療レーザー脱毛はピンポイントでの照射ができません。
炎症や化膿が広範囲に起きていた場合、部分的に避けて照射することが難しく、施術そのものを断らざるを得ないケースが多いのです。
このようなニキビの状態では、ニキビの治療を優先して、ニキビが完全に治った状態で脱毛を受けることが推奨されます。
まずは医師の診察を受け、適切な処置を行うようにしましょう。
脱毛の施術によってニキビができることはあるの?
「脱毛によって新たなニキビができた」という話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ですが、脱毛が直接的な原因となってニキビができてしまうことはありません。
ただし、脱毛後の肌は非常にデリケートで乾燥しているため、脱毛後に十分な保湿やケアができていないとニキビができてしまう場合もあります。
また、脱毛後に赤い発疹のような炎症が起きた場合は、ニキビではなく毛嚢炎(もうのうえん)の可能性が高いです。
毛嚢炎とは?
毛嚢炎とは、毛穴の奥周囲が細菌に感染することで生じる皮膚の炎症です。
脱毛の際に肌の表面に微細な傷ができたり、バリア機能が低下したりすることで、細菌が侵入して毛嚢炎になります。
また、脱毛以外でも、生活習慣の乱れでバリア機能が低下する、自己処理で傷をつけてしまい細菌が入り込むといったことが原因で、毛嚢炎になることもあります。
毛嚢炎では赤く腫れたようにブツブツができ、痛みやかゆみを伴う症状が特徴的です。
毛嚢炎の治療には、抗菌剤や抗炎症作用のある外用薬が使用されることが一般的です。
重症化した場合には、内服薬や皮膚科医による治療が必要になる場合もあります。
ニキビと毛嚢炎の見極め方
ニキビと毛嚢炎は見た目が似ていますが、原因や症状が異なります。
ニキビは、汚れや皮脂、角質などが毛穴に詰まって雑菌が繁殖してできるものです。
対して毛嚢炎は細菌が毛穴の奥にある毛包に入り込んで起こる炎症のことを指します。
毛嚢炎は痛みやかゆみを伴う場合が多いですが、ニキビは炎症のみでかゆみを感じにくいという特徴があります。
ニキビと毛嚢炎を外見だけで見分けることは困難ですが、腫れている中心部を触ると分かりやすいです。
ニキビは毛穴の詰まりが原因のため、触ると炎症の中心に芯があるように感じます。
一方で毛嚢炎は毛穴の奥に炎症があるため、触れても芯がないような感触です。
症状を悪化させないため、清潔な手で優しく確かめるようにするといいでしょう。
毛嚢炎になったらどうすればよい?
脱毛によって毛嚢炎になってしまう可能性はゼロではありません。
軽度な毛嚢炎であれば、1~2週間で自然に治ることが多いです。
毛嚢炎になった際には、以下の2点を徹底しましょう。
- 肌を清潔に保つ
- 保湿を徹底する
さらに細菌が入り込んでしまわないように、清潔な肌を維持することが大切です。
悪化させないために患部を極力触らないよう心がけ、優しく丁寧に洗い、清潔なタオルで拭くようにしましょう。
化粧水や乳液、ボディローションなどで肌を保湿することも忘れないでください。
ボディソープや化粧品を選ぶ際は、無添加でアルコールフリーのものを使用すると刺激を抑えられます。
ただし、時間が経っても痛みやかゆみなどがあり、症状が悪化した場合は早めに皮膚科を受診してください。
医療脱毛に通っている場合は、脱毛の施術を担当している医師や看護師に相談すると良いでしょう。
場合によっては塗り薬や飲み薬を処方されるケースもあります。
脱毛はニキビ予防にも効果的
脱毛をすることで、ムダ毛をなくすだけでなく、ニキビ予防に効果があることをご存知ですか?
一般的なニキビであれば脱毛することで出来にくくなるケースもあります。
ニキビに悩む方にとって、脱毛は肌トラブルの解決策の一つになるかもしれません。
ここでは、脱毛によってニキビができにくくなる理由について解説します。
ムダ毛がなくなることで毛穴の詰まりを防ぐ
ムダ毛がニキビの原因となっていることも少なくありません。
ムダ毛は毛穴から生えていますが、ムダ毛があると皮脂や古い角質が毛穴に詰まりやすくなります。
詰まった毛穴は、アクネ菌の増殖を招き、ニキビの原因となります。
脱毛することでムダ毛がなくなり、毛穴が詰まりにくくなるため、ニキビができにくい状態を保てます。
また、毛が生えている箇所は湿気がたまりやすく、汚れや皮脂が蓄積されやすくなります。
たまった汚れや皮脂で毛穴が詰まったり、蒸れて雑菌が繁殖したりすることで、ニキビが発生しやすい環境になっているのです。
脱毛によって、汚れや皮脂がたまる原因になる毛を少なくすることで、ニキビ予防につながります。
毛穴が引き締まる
毛が生えている箇所は毛の太さによって、少なからず毛穴が開いている状態です。
自己処理の場合、処理できるのは肌表面に出ている毛のみです。
肌の中にはまだ毛が残っており、毛穴は開いたままなので皮脂などが詰まりやすい状態になっています。
脱毛すれば毛が細く少なくなる上に、医療脱毛なら毛が生えないようにすることが可能です。
毛の太さがなくなることで毛穴も引き締まり、汚れや皮脂がたまりにくくなって、ニキビや毛嚢炎ができにくい肌環境を整えられます。
肌トラブルが少なくなる
自己処理による毎日のムダ毛の処理は肌へ与える負担が大きいです。
自己処理をする場合、カミソリや毛抜き、脱毛ワックスなどを継続的に使用する必要があります。
カミソリの刃が肌表面を削ったり、傷をつけたりするだけでなく、無理に毛を抜くと毛根も傷つきます。
日々の自己処理は肌への負担が大きく、ニキビや肌荒れを引き起こす原因となることが多いです。
脱毛すれば、今までに比べて自己処理をする頻度が少なくなるため、肌への負担も減り、肌トラブルが起きにくくなります。
清潔な肌環境を保つ
脱毛は、毛を根元から除去するため、毛穴周辺の皮脂や細菌の繁殖を抑制します。
これにより、肌が清潔に保たれ、ニキビができにくくなります。
特に顔や背中など、皮脂分泌が活発な部位の脱毛は、肌のコンディションを良好に保つために効果的です。
皮脂分泌の抑制ができる
ムダ毛があると、皮脂が毛に付着しやすくなり、毛穴周辺の皮脂分泌が活発になります。
脱毛によってムダ毛を除去することで、皮脂が毛に絡まることがなくなり、毛穴の開きが改善され、皮脂分泌のバランスが整います。
これがニキビの予防に大きく貢献します。
ニキビがある人は医療脱毛を選ぶ
ニキビ肌に悩んでいる方にとって、脱毛は肌トラブルの改善につながる可能性があります。
しかし、ニキビがある状態での脱毛は不安も多いはずです。
そんな人におすすめなのが医療脱毛です。
ここでは、ニキビがある人が医療脱毛を選ぶべき理由やメリットについて詳しく解説します。
医療脱毛は、医療機関でのみで提供されるレーザー脱毛のことを指します。
ニキビ肌の場合、一般の脱毛サロンでの施術では、炎症が悪化するリスクがありますが、医療脱毛では施術前に医師や看護師が肌の状態をチェックし、施術が可能かどうかを判断します。
この医学的な見極めができるのは、医療脱毛の大きな利点です。
医療脱毛では、施術前に医師が肌の状態を確認し、ニキビの炎症の程度によっては施術を見送ることもありますが、軽度のニキビであれば施術が可能な場合が多いです。
また、ニキビがあるからといって無理に施術を続けることはせず、肌に優しい施術を心掛けています。
医療脱毛では、施術中に肌トラブルが発生した場合でも、すぐに医療従事者による適切な対応を受けることができます。
特に、脱毛後に毛嚢炎(毛包炎)などの肌トラブルが発生した際には、迅速な治療が重要です。
医療脱毛であれば、薬の処方や専門的なアフターケアが受けられ、肌トラブルを最小限に抑えることができます。
脱毛サロンでは、医療従事者ではないスタッフが施術を行うため、ニキビがある肌への対応や判断に限界があります。
また、脱毛サロンでの肌トラブル対応は医療機関ほど迅速には行えず、万が一の肌トラブルが発生した場合には、自分で皮膚科を探し、受診しなければならないことも多いです。
医療脱毛なら、肌トラブルへの対応力とアフターケアの質の高さから、安心して施術を受けられます。
ニキビ肌の方は、医療脱毛を選ぶことで、肌の健康を守りながらムダ毛を効果的にケアすることができます。
専門的な知識と技術を持った医療従事者が施術を行うため、ニキビがある方でも安心して脱毛を受けることができます。
肌の状態に合わせた施術が可能で、万が一のトラブルにも迅速に対応できる医療脱毛は、ニキビ肌の方にとって最良の選択肢と言えるでしょう。
信頼して施術を受けられる脱毛クリニックの選び方
ニキビがある状態では、その周辺を避けて施術をする必要があります。
しかし、施術時にニキビや肌の状態を見誤り、適切でない施術をしてしまうとニキビが悪化したり、治りにくくなったりする可能性もゼロではありません。
ここからは、信頼して施術を受けられる脱毛クリニックの選び方を紹介します。
カウンセリングで丁寧な対応かどうか確認する
基本的にはどの脱毛クリニックでも、事前のカウンセリングを実施しています。
カウンセリングの際には、質問に対して返答が丁寧かどうか、知りたいことについて説明をしてくれるかどうか、毛嚢炎を含む脱毛によるリスクなどについても解説してくれるかなどを確認してください。
カウンセリングを受けても疑問や不安が残ったままの場合は、どれほど些細なことでも質問や相談をしましょう。
それでも疑問や不安が解消されないときはその場で契約を決めるのではなく、一度帰宅して情報を整理したり、他のクリニックの利用を検討したりすると失敗が少ないです。
万が一トラブルが起きた場合の対応を確認する
脱毛の施術では、毛嚢炎の他にも赤みやヒリヒリ感などが生じる可能性もあります。
もちろん、症状には個人差があり、基本的には時間が経てば治まっていくことがほとんどです。
しかし、万が一症状が悪化したり治らなかったりした場合に、施術を検討しているクリニックがどのようなアフターフォローをするのかを事前に確認しておくと良いでしょう。
クリニックによっては、肌トラブルが起こった際のアフターフォローを無料で受けられるところもあります。
その一方で、アフターフォローには追加料金がかかるケースやそもそも対応していないところなどもあり様々です。
特に肌が弱く、小さな刺激でも赤みやトラブルが起きやすい方はアフターフォローについてもしっかりと事前確認をしておいてください。
使用する脱毛機が複数ある脱毛クリニックを選ぶ
脱毛には主に以下のレーザー機器が使用されます。
- アレキサンドライトレーザー
特徴: メラニン色素に反応しやすく、毛が濃い部位や色白の肌に適している。
利点: 効果が早く現れることが多い。
注意点: 色素沈着のある肌や日焼け肌には不向き。 - ダイオードレーザー
特徴: 幅広い波長で、多くの肌質に対応可能。
利点: 幅広い肌質と毛質に対応しやすい。
注意点: 非常に敏感な肌には少し刺激が強いこともある。 - ヤグレーザー
特徴: 波長が長く、深部まで届くため、色素沈着のある肌や日焼け肌にも対応可能。
利点: 色黒の肌でも安全に使用可能。
注意点: 他のレーザーに比べて痛みを感じやすいことがある。
各人の毛質や肌質は異なるため、最適な脱毛機器は人によって異なります。
複数の脱毛機器を持つクリニックでは、初回カウンセリングであなたの肌質や毛質を診断し、最適な機器を選んでくれます。
これにより、効果的かつ安全な脱毛が可能になります。
脱毛効果を最大限に引き出すためには、毛の生え変わりのサイクルに合わせて最適な機器を使い分けることが重要です。
複数の機器を持つクリニックでは、部位や脱毛の進行状況に応じて機器を切り替えることで、効果を最大限に引き出すことができます。
肌に優しい機器を選ぶことで、脱毛後の肌トラブルを最小限に抑えることができます。
特にニキビ肌や敏感肌、アトピー肌の方は、肌に負担をかけない機器を選ぶことが重要です。
複数の機器を持つクリニックなら、肌の状態に合わせて最適な施術を提供してくれるでしょう。
料金体系が明確な脱毛クリニックを選ぶ
脱毛クリニックを選ぶ際には、料金体系が明確であることが非常に重要です。
明確な料金体系は、施術を受ける上での不安やトラブルを避けるための鍵となります。
脱毛クリニックの中には、施術料金に加えて追加料金が発生するケースもあります。
料金体系が明確でないと、施術後に予期しない費用がかかることがあるため、事前にしっかり確認することが重要です。
明確な料金体系を持つ脱毛クリニックでは、施術の総額を事前に把握できるため、安心して通うことができます。
また、料金体系が明確であれば、複数の脱毛クリニックを比較する際に便利です。
どのプランが最もコストパフォーマンスが良いのか、分かりやすく判断することができます。
その結果、自分の予算に合ったプランを見つけやすくなります。
また、料金体系が明確であれば、脱毛にかかる費用をしっかりと予算に組み込むことができます。
長期的なスケジュールで脱毛を考える際に、どのくらいの費用が必要なのかを計画しやすくなります。
料金体系を確認する際のポイント
- プラン内容を詳しく確認
料金体系が明確かどうかを判断するためには、プラン内容を詳細に確認することが重要です。
例えば、追加施術が含まれているのか、どの部位が対象になっているのかなどを確認しましょう。
- オプションや追加料金の有無
基本プランに含まれていないオプションやシェービング代や麻酔代などの追加料金があるかどうかも確認が必要です。
アフターケアやキャンセル料など、隠れた費用がないかをチェックしましょう。
- 契約条件やキャンセルポリシー
契約条件やキャンセルポリシーが明確であるかも重要なポイントです。
急な予定変更があった場合の対応や、途中解約の際の条件についても確認しておくと安心です。
通いやすさと予約の取りやすさ
特に「通いやすさ」と「予約の取りやすさ」は、脱毛の成功を左右する大きな要因となります。
初回カウンセリングの際に、通いやすさや予約システムについて質問しましょう。
自分のライフスタイルに合った通い方ができるかどうかを確認することが重要です。
通いやすさの重要性
- 通いやすい立地
脱毛は一度きりではなく、数回に渡って通う必要があります。
そのため、自宅や職場から近い、あるいは通勤・通学路にある脱毛クリニックを選ぶことで、無理なく通い続けることができます。
また、駅近や近くに駐車場があるクリニックを選ぶと、天候に左右されずに通いやすくなります。
- 通いやすい時間帯
脱毛クリニックの営業時間が自分の生活スタイルに合っているかも重要です。
仕事や学校の帰りに立ち寄りたい場合は、夜遅くまで営業している脱毛クリニックを選ぶと便利です。
週末も営業している脱毛クリニックを選ぶことで、平日忙しい人でも通いやすくなります。
- 定期的な通院が苦にならない
通いやすい脱毛クリニックを選ぶことで、定期的な通院が苦にならず、途中で通うのをやめてしまうリスクを減らせます。
脱毛は継続が大切ですので、通う負担の少ない脱毛クリニックを選びましょう。
予約の取りやすさの重要性
- 予約の取りやすさが通院の継続につながる
予約が取りやすい脱毛クリニックは、希望する日時に施術を受けられるため、スケジュールの調整がしやすくなります。
予約が取りにくい脱毛クリニックでは、施術の間隔が空いてしまい、脱毛完了まで時間がかかってしまいます。
- オンライン予約の利便性
オンラインで予約ができる脱毛クリニックは、時間を気にせず予約が取れるため便利です。
予約の変更やキャンセルも手軽に行えるので、忙しい人でも安心して通えます。
- 予約キャンセル待ちシステム
人気のある脱毛クリニックでは予約が埋まりがちですが、キャンセル待ちのシステムを利用できる場合もあります。
キャンセル待ちが可能な脱毛クリニックを選ぶと、急な予定変更にも対応しやすくなります。
口コミや評価を参考にする
脱毛クリニックを選ぶ際には、口コミや評価を参考にすることが非常に重要です。
インターネットが普及した現代において、他の利用者の意見や体験談は、脱毛クリニック選びの貴重な情報源となります。
口コミサイトやSNSには、実際に脱毛クリニックを利用した人の生の声が数多く寄せられています。
これにより、公式サイトではわからないリアルな体験談を知ることができ、クリニックの実態を把握する手助けになります。
口コミには、スタッフの対応についての意見も多く含まれています。
親切で丁寧な対応をしてくれるクリニックかどうかを知ることは、安心して通うために非常に重要です。
施術の効果についても、多くの口コミが投稿されています。
どれくらいの期間で効果を実感できたか、どの程度の痛みがあったかなど、施術の具体的な内容がわかります。
口コミや評価を活用する方法
- 複数のサイトをチェックする
1つのサイトだけでなく、複数の口コミサイトを確認することが大切です。
サイトごとにユーザー層が異なるため、多角的な意見を集めることで、より信頼性の高い情報を得ることができます。
- 最新の口コミを重視する
口コミは時間が経つと状況が変わることがあります。
なるべく最新の口コミを確認することで、現在のクリニックの状況を知ることができます。
- ネガティブな意見も参考にする
良い口コミだけでなく、悪い口コミにも目を通しましょう。
ネガティブな意見は改善点を示しており、自分にとって重要な要素でないかを判断するのに役立ちます。
口コミや評価の注意点
- サクラややらせに注意
一部の口コミサイトでは、サクラややらせの投稿が存在することがあります。
口コミを確認する際は、極端に良い評価や悪い評価は疑ってかかり、バランスの取れた意見を参考にすることが重要です。
- 自分のニーズに合った情報を見つける
口コミの中には、自分には関係のない情報も含まれています。
自分のニーズや条件に合った情報を見つけることが大切です。
- 直接訪問して確認する
口コミを参考にするのも大切ですが、最終的には実際にクリニックを訪れて、直接スタッフや設備を確認することが最も確実です。
見学やカウンセリングを通じて、自分に合ったクリニックかどうかを見極めましょう。
まとめ
ニキビやニキビ跡があっても、ニキビの症状や肌の状態によっては脱毛をすることが可能です。
脱毛が完了すればニキビができにくく、肌によい影響も期待できます。
ただし、ニキビの患部へ直接施術することは症状を悪化させたり、治りにくくさせたりする恐れがあり、思わぬ肌トラブルを引き起こす場合もあります。
万が一に備えて、施術を受ける脱毛クリニックやサロンは丁寧に選ぶようにしてください。
ニキビ肌の方でも諦めずに事前カウンセリングで相談すれば、脱毛の施術を受けられるケースもあります。
しかし、ニキビ肌への脱毛は、ニキビやニキビ跡の状態を正しく判別する知識と、適切に照射をする技術が必要です。
無理な照射は症状をさらに悪化させることもあるため、信頼して施術を任せられるところを選んでください。
脱毛の施術による肌トラブルは、初動の迅速な対応が治り方に影響を与えます。
できる限り速やかにかつ適切に処置をしてもらうためにも、アフターケアの内容はよくチェックするようにしましょう。
藤堂 紗織 医師
診療科目:美容皮膚科・内科
略歴
平成15年
日本医科大学 卒業
平成16年
日本医科大学附属武蔵小杉病院 研修医/内科 専修医
平成21年~31年
善仁会丸子クリニック 院長勤務
令和元年5月~
Alohaさおり自由が丘クリニック 院長
資格・所属学会
日本内科学会認定内科医
日本透析医学会、日本腎臓学会
点滴療法研究会
日本美容皮膚科学会
日本医科大学を卒業後、武蔵小杉病院にて内科専修医として研修を終える。
その後、善仁会丸子クリニックの院長として勤務。
現在は、Alohaさおり自由が丘クリニックの院長として勤務しながら、日本美容皮膚科学会・日本内科学会認定内科医・日本透析医学会・日本腎臓学会・点滴療法研究会に所属し、幅広い医療の分野で活躍中。